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小児歯科
当院では、親御さまと一緒にお子さまの成長を感じ取りながら、診療しています。最初は治療を受けられなかったお子さまも次はできるようになるなど、歯科はお子さまの成長を実感できる場でもあります。
お口の発育状態を見守り、虫歯や噛み合わせの問題があれば早期に対処できるよう、お子さまを定期検診にお連れください。乳歯はいずれ生え替わるものですが、育ち盛りに大切な食べ物を噛んだり、永久歯を本来の位置に導いたりする役割を持っています。そのため、乳歯を虫歯から守り、必要があれば治療しておくことが大切です。
セルフケアだけでなく、歯科医院でのケアを利用し、お子さまのお口を健やかに育てましょう。
障がいがある方のための歯科治療
障がいがあるご家族の歯科治療について、どこに行けば良いかお悩みの方もいらっしゃることでしょう。当院では、自閉症スペクトラムや発達障がいなどの方、お身体が不自由な方、認知症の方の診療に対応しています。
地域の皆さまのため、ご年代や障がいの有無にかかわらず、様々な方のお役に立てるよう取り組んできました。「泣きわめいてしまって治療できない」というお子さまについても、当院をご利用ください。車いすでの通院も可能です。当院の院長・西田晴彦が、日本障害者歯科学会認定の認定医として、専門性を持って治療を行います。
虫歯治療
虫歯は、早期発見・早期治療が大事です。当院では、歯の健康な部分を可能な限り残し、なるべく抜かない方針を採っています。削る・抜く必要性を減らすため、早めに治療においでください。
虫歯は初期段階では見た目も症状も分かりづらいため、発見が遅くなりがちです。放置していて自然に良くなることなく、少しずつ進行していきますので、予防と早期の発見・治療がとても重要です。
虫歯は細菌による感染症の一つであり、お口の中の細菌は糖分をエサにして増殖します。細菌はネバネバとした物質(歯垢)を作り出してそこにすみつき、酸を出して歯を溶かしていきます。これが虫歯です。
治療では、虫歯になった部分を機械で削ります。同時に、詰め物を入れられるよう形を整えます。虫歯が神経に達すると治療が難しく、神経を取らなければなりません。さらに進行すると、歯を抜くことになります。
予防診療
セルフケアだけでは、虫歯や歯周病を防ぎきれません。通院して、予防ケアや歯磨きのレクチャーを受けることが大切です。診療室では予防ケアとして、機械を使ったお口のクリーニングやフッ素塗布を行います。
虫歯などがない方だけでなく、治療を終えたばかりの方にも予防は必要です。治療を終えてからまだ月日が経っていないのにまた虫歯や歯周病になってしまう場合は、検診や予防ケアが不十分なのかもしれません。定期的に歯科医院へ通えば、虫歯や歯周病の「なりやすさ」に応じたメンテナンスを受けることができます。
予防ケアは、お口の環境が悪くなる前に定期的に行っていくことが、健康な状態を保つことにつながります。そのため、当院では3ヶ月ごとのメンテナンスをおすすめし、ご負担を考えてリスクの少ない方は間隔を少しずつ長くすることにしています。
歯周病治療
お口には歯茎や骨といった歯を支える歯周組織があり、そこが細菌に感染して発症するのが歯周病です。基本的な治療は細菌が潜む歯垢や歯石を取り除くことで、当院ではさらにレーザー治療器や高周波治療器も活用します。
レーザー治療器や高周波治療器にはお口の中の歯周病菌を減らす働きがあり、外科的処置を行った際に傷がふさがるのを早める作用もあります。病状によっては、歯茎を開いて歯石を取り除いたり、組織の再生を促す薬を塗ったりする治療も可能です。
なお、歯周病は数本まとめて感染し、初期症状が目立たないまま進行します・進行するほど歯と歯茎との間にある歯周ポケットが深くなるため、ご自分での歯磨きやお手入れではどうしても届きません。歯周病の進行度合いに応じて定期的に通院し、治療を受けましょう。皆さまが通院しやすいよう、当院ではアットホームな雰囲気でお迎えします。
小児矯正
当院の小児矯正は「咬合育成」を念頭に、成長の各段階でお口のリスクをチェックし、治療を行っています。良い歯並びや噛み合わせで成長するために問題となる要素があれば治療を行い、軌道修正するというものです。
お子さまのうちから咬合育成していくと、歯並びが完成してから改善を図る場合と比べ、治療範囲や期間、費用といったご負担が少なくて済むかと思います。使用する矯正装置は主にワイヤー矯正で、場合によっては床矯正を行うこともあります。
なお、当院が「矯正治療のゴールはこうあるべき」と押し付けることはありません。お子さまご本人や親御さまと話し合いながら、「前歯に隙間があるの、くっつくと良いね」というように、喜んでいただける結果を目指します。
入れ歯・義歯
入れ歯は、作り方や材料によって様々な種類があります。当院は保険診療のものを基本にしておりますが、患者さまのご希望に応えるため、自由診療の選択肢もご用意しています。
その一つが、金属床義歯です。保険診療では入れ歯の土台をプラスチックで作るのに対し、金属床義歯は薄い金属板で作ります。そのため、丈夫で異物感が少なく、飲食物の温度が分かりやすいというメリットがあります。
また、部分入れ歯の金具が見えることを気にされる方は、ノンクラスプデンチャーを検討してはいかがでしょうか。留め具が歯茎と似た色をしており、見た目が自然になります。使用する樹脂も、保険診療よりも強度があるものです。
なお、入れ歯もご自分の歯と同様に、長く快適に使うには定期的なお手入れが必要です。メンテナンスにもお越しください。
訪問歯科診療
ご年齢やご病気、障がいのため来院が難しい方を対象に、訪問歯科診療を行っています。訪問先は、主にご自宅です。時間帯は決まっておらず、診療の空き時間で調整しますので、まずはご相談ください。
訪問での診療の流れや対応可能かどうかは、ご相談いただいた際にお話しします。ご相談のためにご家族やケアマネージャーに来院していただく必要はなく、お電話でかまいません。